こんにちは、まっつんです!
今回の内容は、前回の【体験談がんのお話】大腸がんの初期症状で腹痛もある?の続きです。

ここでは、詳しい検査内容や診断結果・私が体験した気持ちなどを書いています。
少しでも誰かの役に立てれば幸いです。やや日記調ですがご了承ください。
では、早速見ていきましょう。
【自宅】で短時間でできる血液検査なら退院後の詳しい検査

退院してから、すぐ病院を受診。
もう、検査することは確定しているので、先に検査から始まりました。
血液検査
まず最初に呼ばれた先は、血液検査です。
ここでは、6本の血液を抜かれました・・・ご飯も食べてないのでフラフラです。
いつものことなのですが、私は血管が細くて出づらい。
いわゆる看護師さんからしたら「嫌な血管」の持ち主です(苦笑)
それでもなんとか、いつもと同じ場所から採血。
同じ場所から取るので、腕には注射痕が今でも残っています。
次はエコー検査
エコーはお腹にゼリーを塗って超音波で診る検査です。
ゼリーが冷たいんですよね。
胃・腸・肝臓・膵臓・腎臓と臓器をくまなく診ていきます。
その中で、技師さんが気なる所は徹底的にしつこいくらい診られるので、お腹が痛い場所をグリグリやられるわけです。
炎症が起きている場所をピンポイントでグリグリされて、かなり痛くてそう伝えました。
すると技師さんから

いつから痛いの?先生の診察は受けた?

入院していました。退院後すぐ受診するように言われました。
恐ろしいことに、「ちょっと先生呼んでくるね」と言い残しいなくなり・・・
一人取り残され、不安しかないですよね・・・
その後も先生と写真を見ながらコソコソと話をしていて

がんかもな・・・
と確信していました。
次はレントゲンです。
腹部・胸部のレントゲンを撮ります。ここではいつも通りの検査内容ですね。
その後、血圧測定~CT造影剤検査
レントゲン後、血圧測定~造影剤の注射針を入れるためベッドに横になっていたら、
主治医の先生がやってきて

血液で腫瘍マーカーの検査もするから
もう、間違いないですよね・・・がんが頭を駆け巡ります。

ステージは?手術費は?入院期間は?がん保険入ってない・・仕事できないじゃん・・・息子は一人で大丈夫かな?
などなど。
心が押しつぶされそうでした・・・
CT造影剤検査
私はMRIの造影剤でアレルギーがあるので、念のためアレルギーを抑える薬を前日に飲んで検査しました。
造影剤は撮る直前に点滴みたく入れるのですが、入れた瞬間全身があっつくなります。
初めての方は、びっくりするかしれません。
トイレに行きたくなる感覚です。
造影剤投与してから、4分くらいで検査終了です。
アレルギーが心配なので、検査後はできるだけ水をたくさん飲んで、尿で造影剤を外へ出します。
今回はアレルギー症状もなく、点滴針をその場で抜いてもらい無事に終わりました。
主治医からの検査結果報告

診察室に呼ばれるとエコー画像・CT画像・レントゲン画像を見ながら説明を受けました。
そのとき言われたことは、

お腹の痛みが治まってから大腸カメラやろうって言ってたけど、早急にやりましょう。
告げられた病気はどれも深刻ですよね・・・
でも、検査しないと何の病気かわからないので急ぎで検査日時を決めました。
家に帰り、息子に報告。
事態は深刻だと息子もうすうす気づいていたそうです。

もしもの事態に備えて、いろんなことを息子と話し合いました。
一人にしてしまうかもしれないけど、治して帰ってくると「がん」であることを前提にして話しました。
がん保険・・・入ろうか悩んでた矢先の事態に激しく後悔しました。
大腸カメラ当日
2ℓの下剤を飲む
当日は、2ℓの下剤を飲まなくてはいけません。
しかも、時間指定されています。
何時からの検査だったか覚えていませんが、朝7時から2時間かけて下剤を飲んだ記憶があります。
一人で飲んじゃいけないんですね。誰かの付き添いのもと飲まなきゃいけないんです。
急に血圧が下がったりすることがあって危ないから・・・

便が透明になるまで、飲み続けなきゃいけません。しかも、かなりキツイです。
私は食事がまともにできていなかったので、1ℓで便が透明になりましたよ。
その後、息子とタクシーで病院へ行きました。
下剤を飲んだ後もお腹がゴロゴロして便が出るので、タクシーを使うことをおすすめします。
公共機関だと不安ですよね。
大腸カメラ検査
検査室の前に着替える場所があり、そこにトイレもあるのでもしもの事態にも安心ですよ。
いざ、大腸カメラ検査。痛いと聞いていましたが、その通りでした。
しかも、お腹が痛い場所にカメラが通るともう激痛です!
そこでも技師さんがしつこく診るから、激痛時間が長くなり壁に掛かっている時計を見て数を数えて気をそらしました。
エコー検査同様、先生を呼びに行き、またコソコソ話が始まりました。
私は、激痛でそれどころではありませんでしたが・・・
話が終わったのを見計らって、かなり痛いと伝えました。

もう少しだから頑張りましょう
と言われて終わり。歯医者さんと同じですね(笑)
終わってトイレを済ませて待合室へ。
息子が心配そうな顔で

どうだった?

ヤバいかも・・・
ウチは、お互い嘘はつかないというルールで今まで生きてきたので、ショックだろうけど正直に話しました。

普通の家庭では隠すのかな・・・?
事態は深刻・・・

先生からのお話。

悪性腫瘍です。ステージは分からないけど2くらいかな?
二人とも画像を見て一目瞭然でした。やっぱりな・・・という感情です。
併せて、直腸にもポリープがありました。
これは後回しになって進行してしまうのですが、また別で書きます・・・
診断結果は予想していたので、ショックは少なかったですね。
息子も先生の説明に

手術して治るなら早く入院して手術して治してほしい。俺は一人でも大丈夫だから
ときっぱり言い切っていて頼もしい限りです。

外科手術になるから、転院です。
大っきい病院へ紹介状を書いてくれました。
すぐに診察予約も取れて、次からはそちらの病院へ行くことになります。
【自宅】で短時間でできる血液検査なら今回はここまで
大腸がん(盲腸がん)の診断が下されるまでの検査は、こんな感じで進んでいきます。
(あくまでも私の場合で書いています。病院によっては、若干異なるかもしれません。)
- 血液検査
- エコー検査
- 胸部・腹部レントゲン検査
- 血圧測定
- CT造影剤検査
- 腫瘍マーカー
- 大腸カメラ検査
- 診断結果
ヤバい時は、検査が急がれます。
何か一つでも気になることがあれば、大腸カメラの検査を受けることをおすすめします!
早期に発見できた場合は、内視鏡で簡単に取れるので大事にはなりませんよね。

胃カメラは受けていても、大腸カメラはなかなか受ける機会が無いと思います。
30代後半~40代になったら一度受けておくと安心かもしれません。
何かあってからは遅いので、こちらも併せて読んでみてください。
【自宅】で短時間でできる血液検査なら次回は入院~手術までを書きたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
おわり。
ここでも、技師さんからの質問には詳しく答えたほうがいいです。
痛い場所も我慢せずにすぐ伝えましょう。